脳の発達の障害

脳の発達の障害のタイプ

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発達障害とは生まれつき脳の発達が特殊であり、発達の仕方が通常と異なることを言います。生まれもっての脳の特性であり、病気ではありません。発達障害だからと言って、脳が一生発達しない、必ずしも人生のハンデとなる、というわけでは決してありません。身近な人たちからの適切な支援と、理解があればハンデはいくらでも改善ができます。発達障害のタイプとして、アスペルガー症候群、多動性障害、自閉症、学習障害などが挙げられます。これらは全て、生まれもって脳のどこかの機能に障害があるとされています。発達障害の特徴として、脳の同じ部分に障害をもつ人でも、まったく違った症状であり、個人差がとても大きく出るのです。自閉症、アスペルガー症候群は、対人関係や他者との対話、コミュニケーションの障害が主な特徴です。また好きなもの、興味があるものへの拘りが強い点も挙げられます。多動性障害とは、成長、年齢に見合わない激しい動きが目立つ、注意力が明らかに欠如している、といった症状が現れるのが特徴です。

脳の発達の障害の治療法

発達障害のタイプの一つである学習障害とは、総合的な知能の発達に特に問題はないものの、計算、読む、筆記などのある特定の作業にのみ障害が出ます。こうした能力が絶対的に求められる小学2〜4年生頃に、他の子に比べ成績の低下が顕著となります。発達障害の治療法として、まず幼児期の自閉症の場合は個別、または少人数での集団での療育が効果的とされています。少人数の集団の中で、コミュニケーション能力、集団への適応力の発達を促すことが出来るのです。次に幼児期に心療内科などの医療機関で多動性障害と診断を受けた場合には、薬物療法が一般的とされています。そして薬物療法とともに生活環境の調整も平行して行われます。多動性障害の子供に勉強をさせたい時は、周囲からテレビやおもちゃなどの注意力が散漫となるものの排除が重要とされています。そして集中する時間はなるべく短く、短期集中を心がけ合間に休憩時間を挟むことも大切です。最後に学習障害の治療は、工夫した教育的支援が必要とされています。読むことだけが苦手な子供には、文字を出来るだけ大きく表し、字をなぞりながら声を出して親や先生が一緒に読むようにするなど、個別的な工夫をした教育が必要となります。