正しい知識を身に付けよう

親の躾は関係ない

女性

発達障害というのは、その程度によって非常に多岐に及びます。発達障害を持つ親の中で、特に悩みが深くなりがちなのが、知能の遅れがない発達障害のグレーゾーンと言われる子供でしょう。グレーゾーンとされる子供たちには知的な遅れがないため、発見が難しいのが特徴です。そのため、多動や読字障害、コミュニケーション能力や想像力の欠如を「親の躾のせい」とされがちでもあるのです。そのため、ほかの子供と比べてしまい、うまく出来ないわが子を叱り続けてしまったり、暴言や手が出てしまうという事もあります。このように、自分自身を追い詰め、親子で非常につらい思いをすることが多いのです。しかし、これら症状をきちんと「発達障害によるもの」と理解し、正しく子を理解することで、それら症状が改善を見せることも少なくありません。親がきちんと理解していれば周りにもまた、正しい知識を持って説明し、理解してもらうことが出来ます。もし、自分の子供に心配な点があるようだったら、一度怖がらずに検査を行うことをお勧めします。

グレーゾーンの子供とは

発達障害におけるグレーゾーンにあたる障害には、コミュニケーション能力には問題ないが、先天的に著しく学力が低下している「学習障害」、不注意や多動性、衝動性を示す「注意欠陥多動性障害」、知的な遅れはないが言葉の遅れがある「高機能自閉症」、知能の遅れも言葉の遅れもない「アスペルガー症候群」などがあります。これらの中でも軽度重度はあるにせよ、知的障害がないため素人目には発見が難しいです。なにかおかしいと感じたら学校や幼稚園、保育園の先生に相談するというのもひとつの方法でしょう。しかし、先生方の中でも発達障害について正しい理解をしていない方もいます。なので、確実な相談先は精神科・心療内科を受診することでしょう。小児用の精神科・心療内科もあります。精神科・心療内科と聞くとそれだけで気後れしてしまうかもしれませんが、勇気を振り絞って受診することが子供と親の為にもなります。障害があると診断された場合、多くの親が受け入れられません。しかし、徐々に現実を受け止め、自分の子を正しく理解するとその子に合った正しい教育が出来るようになります。それは、親にとっても子にとっても非常に重要なことです。正しい知識を持って、正しい子育てを出来るようにしましょう。